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医薬原薬工場「AIプラント」

はじめに

当社が手がけた株式会社トクヤマ殿の医薬原薬工場「AIプラント」のご紹介をいたします。本工場は茨城県神栖市に2007年着工、2008年に竣工した、原薬専用の新工場で、年々高まっているGMPへの対応も施されており、人や物の動線の最適化、メンテナンスの容易さなど、随所に当社のノウハウが生かされた設計が行われ建設されました。
プラントの特長としては、危険物取扱設備という点から消防法への設計配慮が必須であり、また原薬の固液分離・乾燥・粉砕・充填までの一連の生産工程設備(2系列)とユーティリティー設備が一つの建屋に一括導入されていることが挙げられます。

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プロジェクトのポイント

本設備の設計コンセプトは、将来拡張性を考慮した最新のGMP基準に適合した設計展開し建設することであり、同時に建設コストを抑える観点から約1,000m²以下の延べ床面積という制約条件の中で、以下に挙げられる当社の【コンパクトエンジニアリング技術】が最大限に発揮された設備です。

ポイント1
お客様のご要望に応えるべく、配置設計などの工夫によりコンパクト且つ機能性を備えたレイアウトで、初期計画時より15%面積を削減した延べ床面積にて完工した。延べ床面積を抑えた結果、第3種消火設備(泡消火設備)の設置が削減できた。
ポイント2
空調設備(給排気口、ダクト)・配管設備・電気設備(照明、自火報)が密集するクリーンルームの天井内レイアウトは、ミリ単位での配置調整が行われた。
ポイント3
GMP対応のため人・原材料・製品用搬出入の部屋を限られた建屋面積の中で全て別に配置した。
ポイント4
最適なプロセス設計によりプロセス機器を大幅に削減し、これによりコストダウンと省スペースを実現した。

上記を一例とした、当社の医薬品製造プラントのエンジニアリング能力の高さ、GMP3極対応を確実に支援できる実績と体制などを評価頂き、設計から建設・試運転に至るプロジェクトライフサイクルの中で、お客様との協力体制が非常にうまく機能した形でプラント工事が完成しました。

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プロジェクトの概要

客先 株式会社トクヤマ 鹿島工場殿
プラント名 医薬原薬工場「AIプラント」
建設目的 後発医薬品用原薬事業の展開を本格化
役務範囲 設計、調達、建設、試運転(バリデーション)
工事工程 契約 2006年11月
着工 2007年5月
工事完成 2008年1月
試運転完了 2008年3月

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担当営業より

「今後ともいろいろなアイデアを出して、さらにコスト面・機能面でも前進させていきたいと考えています。私どもはプラントを『お客様に納めたらそれで終わり』にすることはありません。どのプラントでも、使い勝手の良い部分、悪い部分などについてご意見を伺い、技術陣にフィードバックすると共に、こまわりを効かせ対応していきます。」

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